耐油・耐薬品試験とは？
定義
油脂類や化学薬品に対する材料の耐久性を確認する試験
原理
化学的浸食‧劣化の有無を外観‧寸法‧物性変化で評価
目的
使用環境での接触液体による変質‧変形‧性能劣化を事前に確認
・コネクタの機械的強度低下の予測
・材料膨潤によるシール性への影響確認
・樹脂/ゴムの経時変化を加速試験で検証
試験条件例
試験液への一定時間の浸漬→除去後の変化を観察‧評価
浸漬
取り出し
乾燥
測定・評価
試験方法・手順
1
試験準備
試験体の外観確認‧写真撮影
試験体の初期データ測定（⼨法‧重量‧電気特性）
薬品、試験液準備
2
浸漬・塗布・噴霧
指定温度維持（23℃,70℃,100℃等
試験方法例：浸漬、塗布、噴霧
3
乾燥工程
23℃、24時間の自然乾燥
薬品の除去の有無
4
試験終了・評価
外観観察（変⾊‧変形‧⻲裂等）
⼨法測定（収縮‧膨張確認）、質量変化（膨潤・吸水の確認）
電気特性測定（接触抵抗‧絶縁抵抗等）
強度試験（引張‧圧縮等の機械特性）
