耐候性試験とは?
定義

CCT = Cyclic Corrosion Test(腐食サイクル試験)

硫化水素、二酸化硫黄、亜硫酸ガス等の腐食性ガスを密閉空間に供給し、部品の腐食耐性を評価する試験

高温/低温放置試験とは?
原理

温湿度を制御した試験槽にガスを導入し、一定濃度で暴露

高温/低温放置試験とは?
目的

実環境の都市大気、車載環境に類似した腐食ストレスに対する材料‧構造の耐久性確認

高温/低温放置試験とは?
試験方法例

試験槽を用い、温湿度やガス濃度、時間を制御

高温/低温放置試験とは?
1
試験準備

試験体の外観確認‧写真撮影

試験体の初期データ測定(⼨法‧重量‧電気特性)

試験体の配置計画

2
条件設定‧試験開始

温湿度制御した試験槽へサンプル設置

所定濃度のガスを導入

規定時間の暴露(8時間~数百時間)

3
試験終了・評価

外観観察(変⾊‧変形‧⻲裂等)

電気特性測定(接触抵抗‧絶縁抵抗等)

強度試験(引張‧圧縮等の機械特性)

代表的なガスと試験条件例

試験ガス濃度範囲温湿度条件試験時間
二酸化硫黄(SO2)10~50ppm40℃ 80%RH24~96時間
硫化水素(H2S)3~10ppm40℃ 75%RH24~168時間
二酸化窒素(NO2)10~30ppm35℃ 70%RH24~96時間

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