耐候性試験とは?
定義

車載ECUが通常使用で予期される電源電圧の変動下でも正常に動作することを評価

高温/低温放置試験とは?
原理

規定された動作温度範囲(Tmin~Tmax)において、電源電圧範囲(Usmin~Usmax)内の電圧を印加し、

持続的に正常動作することを確認します。

高温/低温放置試験とは?
目的

車両運行中に発生する電圧変動下でも、ECUの全機能が設計通りに動作することを確認

高温/低温放置試験とは?
試験方法(ISO16750-2の例)

12V系はコードA~D、24V系はコードE~Hから適切な電圧範囲を選択

動作温度範囲(Tmin~Tmax)を設定

電源電圧範囲内で機能状態クラスAが維持されるか確認

機能テストは各設定温度・電圧で実施

高温/低温放置試験とは?
1
試験準備

試験電圧範囲の選定 (USmin~ USmax)

温度範囲の決定 (Tmin~Tmax)

試験装置の準備

2
標準温度での試験

室温環境 (23±5°C) でECU設置

USminでの動作確認

USmaxでの動作確認

3
最低温度での試験

温度環境をTminに設定

温度安定後、USminでの動作確認

USmaxでの動作確認

4
最高温度での試験

温度環境をTmaxに設定

温度安定後、USminでの動作確認

USmaxでの動作確認

試験マトリクス例

温度条件USmin公称電圧USmax
Tmin(-40℃)
常温(23℃)
Tmax(85℃)

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