高温放置試験とは？

高温/低温放置試験とは？
定義

製品を⾼温環境に⼀定時間曝露し、 熱による経時劣化や変形を評価

高温/低温放置試験とは？
原理

・材料の熱劣化挙動確認

・温度ストレス下での物性変化の追跡

・熱膨張による影響評価

・耐熱性の限界試験

高温/低温放置試験とは？
目的

・⾞載コネクタの耐熱性確認

・形状変化､物性変化の評価

・⻑期使⽤環境の加速模擬試験

・異なる材料間の熱膨張係数差による応⼒評価

高温/低温放置試験とは？
試験条件例

温度条件：+85℃〜+125℃

試験時間：96h～1000h

低温放置試験とは？

高温/低温放置試験とは？
定義

製品を低温環境に⼀定時間曝露し、 寒冷環境での挙動や耐久性を評価

高温/低温放置試験とは？
原理

・材料の熱劣化挙動確認

・温度ストレス下での物性変化の追跡

・熱収縮による影響評価

・耐寒性の限界試験

高温/低温放置試験とは？
目的

・⾞載コネクタの耐寒性確認

・形状変化､物性変化の評価

・⻑期使⽤環境の加速模擬試験

・異なる材料間の熱膨張係数差による応⼒評価

高温/低温放置試験とは？
試験条件例

温度条件：ｰ40℃〜-20℃

試験時間：24h～500h

試験方法・手順

高温/低温放置試験とは？
1
試験準備

・ 試験体の外観確認‧写真撮影

・試験体の初期データ測定（⼨法‧重量‧電気特性）

・恒温槽の温度設定‧校正確認

・試験体の配置計画（熱分布を考慮）

2
温度条件設定‧試験開始

+85℃、+105℃、+125℃　　　時間: 96h、500h、1000h

-40℃、-30℃、-20℃　　　　　時間: 96h、240h、500h

3
試験中モニタリング

温度記録（恒温槽内複数箇所）、定期的な外観確認（可能な場合）

通電状態の場合は電気特性監視試験状態の異常有無確認

4
試験終了・評価

徐冷/徐温（急激な温度変化を避ける)

外観観察（変⾊‧変形‧⻲裂等）

⼨法測定（収縮‧膨張確認）

電気特性測定（接触抵抗‧絶縁抵抗等）

強度試験（引張‧圧縮等の機械特性）

表
試験種別 温度条件 時間 規格例
高温放置 125℃ 1000h JASO D 609
高温放置 105℃ 500h ISO16750-4
低温放置 ‐40℃ 96h JASO D 609
低温放置 ‐30℃ 24h ISO16750-4

試験終了後の評価項目

高温/低温放置試験とは？
外観検査

変⾊、⻲裂、変形、溶解

⼨法測定

膨張‧収縮率、クリアランス変化

電気特性

接触抵抗、絶縁抵抗、耐電圧

機械特性

嵌合⼒、引抜⼒、端⼦保持⼒

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