塩水噴霧試験とは?
定義
塩分を含む霧状の水を試料に一定時間噴霧し、腐食耐性を 確認する試験
原理
NaCl溶液を加圧霧化し、密閉空間内で連続的に噴霧
目的
腐食環境下でのコネクタ端子や筐体の劣化挙動を模擬し、 比較評価
試験条件例
温度‧時間条件を設定し試験

試験方法・手順
1
試験準備
試験体の外観確認‧写真撮影
試験体の初期データ測定(⼨法‧重量‧電気特性)
恒温槽の温度設定‧校正確認
試験体の配置計画(熱分布を考慮)
2
温度条件設定‧試験開始
濃度:5% NaCl水溶液
温度:35℃ ± 2℃
時間:96h 〜 1000h(用途により選定)
3
試験中モニタリング
通電状態の場合は電気特性監視試験状態の異常有無確認
温度主にリーク電流測定
4
試験終了・評価
外観観察(変⾊‧変形‧⻲裂等)
電気特性測定(接触抵抗‧絶縁抵抗等)
強度試験(引張‧圧縮等の機械特性)
