リレー試験:高温高湿試験(High Temperature and Humidity Test)
最終更新日:2026年1月13日
概要
高温高湿試験は、リレーを高温かつ高湿環境に曝して、端子・接点・内部構造の耐湿性や信頼性を評価する試験です。
車載リレーは、エンジンルームや車体下部、湿度の高い地域などで使用される際、高温・高湿の過酷な環境にさらされます。湿気や結露は、端子・接点の酸化・腐食を引き起こし、接触不良や絶縁低下の原因となる可能性があります。
本試験では、規定の高温高湿条件下でリレーを通電・非通電状態で評価し、作動特性や接触抵抗の変化を測定することで、湿度負荷下でも安定して動作することを確認します。
試験の目的
・高温高湿環境下でのリレーの作動安定性を評価する。
・接点・端子・内部構造への湿度影響や接触不良リスクを確認する。
・車載環境での長期信頼性・安全性を担保する。

試験方法
1,リレーを低温チャンバーに設置し、規定温度で一定時間保持。
2,低温下で通電し、作動電圧・復帰電圧・動作時間を測定。
3,接触抵抗や端子状態を確認し、異常(接触不良、端子損傷)がないかを確認。
・必要に応じて温湿度サイクルや振動試験との複合評価も実施。

対応する代表的な規格
| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| JIS C 5442 | 制御用小形電磁リレーの試験方法 |
| IEC 61810 | 電磁式エレメンタリリレー |
| ー | 各自動車メーカー規格(OEM規格) |
試験条件例
・温度:+40℃
・相対湿度:93% RH
・試験時間:数時間~50日(条件に応じて設定)
・測定項目:作動電圧、復帰電圧、動作時間、接触抵抗
・測定箇所:端子、接点、内部構造
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よくある質問(FAQ)
高温高湿試験はどのような状況を想定していますか?
車載リレーがエンジンルームや車体下部、湿度の高い地域で使用される際の過酷な環境を想定しています。端子や接点の酸化・腐食、内部構造への影響を評価することで、実際の使用環境下での信頼性を確認します。
試験中にリレーは通電したままですか?
条件に応じて通電状態と非通電状態の両方で評価します。
通電状態では作動特性や接触抵抗の変化を、非通電状態では内部構造への湿度影響を確認します。
他の試験との組み合わせは可能ですか?
はい。温湿度サイクルや振動試験などの複合評価も可能です。
これにより、実際の車載環境での多様なストレスに対する耐性を確認できます。
関連するリレー評価サービス
高温高湿試験では絶縁抵抗やリーク電流など密接に関連しており、以下の評価を組み合わせた受託評価が可能です。
リレー・ヒューズ
評価 一覧
接触抵抗測定
動作電圧
受託・委託試験サービス
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