電線・ケーブルの水中耐電圧/絶縁抵抗試験
最終更新日:2026年1月13日
概要
本試験は、電線・ケーブルを水中に浸漬した状態で絶縁抵抗を測定し、水分侵入や被覆劣化に起因する絶縁性能低下の有無を評価するものです。
高温環境下での被覆硬化や、サーマルショックによって発生する被覆の亀裂・ピンホールなど、被覆全体の健全性を総合的に確認します。
車載用ハーネス、センサ配線、EV・バッテリー周辺配線など、水分曝露リスクの高い用途において、設計妥当性および長期信頼性を確認するための重要な評価項目です。
試験の目的
・水分侵入による絶縁抵抗低下リスクの把握
・被覆材・シース材の耐水性、吸水特性の評価
・長期使用を想定した信頼性の確認
・温度・電圧印加条件下での絶縁劣化挙動の確認
・規格適合性および設計妥当性の検証

試験方法
水中浸漬条件
・常温水、温水、規定温度水への浸漬
・浸漬時間:数分〜数百時間(目的に応じて設定)
・端末部・中間部の評価対応
絶縁抵抗測定
・規定電圧(DC)を印加し、導体−水間または導体間の絶縁抵抗を測定
・浸漬中測定/浸漬後測定の両対応
・温度補正を考慮したデータ取得
付加条件(オプション)
・通電併用評価
・温度サイクル後の水中測定
・曲げ・振動負荷後の再評価

対応する代表的な規格
| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| ー | 各自動車メーカー規格(OEM規格) |
試験条件例
・印加電圧:DC500V(規格または仕様に準拠)
・測定時間:1分〜5分
・周囲温度:23 ± 5 ℃
・測定箇所:芯線と水間
comqudaの強み
・30年以上の経験に基づく柔軟な試験提案
・標準規格準拠からカスタム条件まで対応
・不具合解析・コンサルティングも一体で提供可能
・他社試験機関のハンドリングも対応し、面倒な作業ごともワンストップでサポート
よくある質問(FAQ)
端末処理が未完成でも試験可能ですか?
可能ですが、評価目的に応じて仮処理や治具対応をご提案します。
水の種類は指定できますか?
純水、水道水、塩水、規定溶液などご要望に応じて対応可能です。
試験期間はどの程度ですか?
条件により異なりますが、短期評価から長期浸漬まで柔軟に対応します。
関連する端子評価サービス
水中耐電圧試験では絶縁抵抗や耐電圧など密接に関連しており、以下の評価を組み合わせた受託評価が可能です。
端子評価 一覧
耐電圧測定
絶縁抵抗
受託・委託試験サービス
comquda(コンクーダ)ではサンプル組立から、耐久性試験や各種評価・測定項目の信頼性試験の
受託評価依頼、試験条件・試験方法のコンサルティングまでご対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
その他評価分野について
comqudaでは、車載コネクタ・ECUを中心に、関連部品の信頼性評価・不具合解析を受託しています。
・コネクタ評価 / 端子評価(圧着端子) / リレー評価 / ヒューズ評価 / ECU評価
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