車載コネクタの信頼性評価:ガス腐食試験
最終更新日:2026年1月19日
概要
ガス腐食試験は、コネクタを硫黄系ガス(H₂S、SO₂等)や窒素酸化物、アンモニアなどの腐食性ガス環境に曝露し、端子やハウジングの腐食や接触特性への影響を評価する試験です。
沿岸地域や都市部では大気中の有害ガスによる化学腐食が進行することがあり、塩害や湿度試験だけでは検出できない劣化リスクを確認できます。
試験の目的
・腐食性ガスによる端子表面の変色・腐食リスク評価
・長期使用時の接触抵抗変化や絶縁低下の確認
・ハウジング樹脂・シール材への化学劣化リスクの把握
・都市部・工場周辺・沿岸部など特定環境での製品適合性確認
試験方法
1.試料をガス腐食槽に設置
2.腐食性ガス(例:H₂S・SO₂・NO₂・Cl₂等)を所定濃度で導入
3.湿度・温度を制御しながら所定時間暴露
4.外観観察、接触抵抗、絶縁抵抗、耐電圧などを測定
5.必要に応じてガス濃度や温湿度の変化を組み合わせたサイクル試験も実施

対応する代表的な規格
| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| IEC 60068 | 国際電気標準会議 |
| LV214 | ドイツ自動車産業向けコネクタ規格 |
| ー | 各自動車メーカー規格(OEM規格)、Tier1独自規格 |
comqudaの特徴
・環境負荷後にそのまま電気特性評価が可能(一貫受託評価・ワンストップ受託試験・委託体制)
・スペック試験をサンプル組立から耐久試験後の測定まで丸投げ試験委託が可能
・30年以上の経験に基づく柔軟な試験提案
活用事例
◦車載端子・コネクタの都市部・沿岸部耐久性評価
◦EV/HEV高電圧コネクタの化学腐食耐性評価
◦亜鉛メッキ端子や錫めっき端子の耐ガス腐食性比較試験
◦クレーム調査における化学腐食原因特定
よくある質問(FAQ)
塩害試験や湿度試験と何が違いますか?
塩害試験や湿度試験は主に水分・塩分による腐食評価ですが、ガス腐食試験は腐食性ガスによる化学反応を評価する
試験です。
試験ガスは選定できますか?
はい、環境条件に応じたガス種の選定が可能です。
測定タイミングは?
試験終了後に外観観察・電気特性測定を行います。
必要に応じて中間測定も可能です。
関連するコネクタ評価サービス
ガス腐食試験では抵抗測定や温度上昇試験など密接に関連しており、以下の評価を組み合わせた受託評価が可能です。
コネクタ評価一覧
抵抗測定
温度上昇試験
受託・委託試験サービス
comquda(コンクーダ)ではサンプル組立から、耐久性試験や各種評価・測定項目の信頼性試験の
受託評価依頼、試験条件・試験方法のコンサルティングまでご対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
その他評価分野について
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・コネクタ評価 / 端子評価(圧着端子) / リレー評価 / ヒューズ評価 / ECU評価
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