端子圧着部評価:塩水噴霧試験
最終更新日:2026年1月13日
概要
塩水噴霧試験(Salt Spray Test)は、車載端子圧着部の耐腐食性を評価するための試験です。
車両は道路塩や海岸地域の塩分飛散などに曝される環境で使用されるため、端子圧着部の金属酸化・腐食は、接触抵抗の増加や通電不良を引き起こす要因となります。
この試験では、塩水ミストを連続噴霧する加速試験によって圧着部や端子・ハウジングの耐腐食性を確認します。
試験の目的
・圧着部や端子の腐食耐性の確認
・金属酸化や白錆(銀系端子)、赤錆(銅系端子)の発生評価
・材料(端子材質・めっき・ハウジング樹脂)の選定評価
・長期使用における導通安定性の保証

試験方法
| 項目 | 条件例 |
|---|---|
| 試験液 | 5% NaCl水溶液(重量比) |
| 噴霧方法 | 恒温槽内で加圧ノズルにより連続噴霧 |
| 温度 | 35℃ ± 2℃ |
| 試験時間 | 24時間、48時間、96時間など、製品要求に応じ設定 |
対応する代表的な規格
| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| USCAR-21 | 北米自動車産業向けコネクタ規格 |
| ー | 各自動車メーカー規格(OEM規格)、Tier1独自規格 |
comqudaの特徴
・試験中の電気特性(リーク電流・絶縁抵抗)通電試験を一括受託試験対応
・環境負荷後にそのまま電気特性評価が可能(一貫受託評価・ワンストップ委託試験体制)
・腐食や絶縁不良が発生した際の原因解析サポート
・スペック試験はサンプル組立から耐久試験後の測定項目までトータル試験委託が可能
よくある質問(FAQ)
塩水の濃度や試験条件は規格で決まっていますか?
一般的には5%NaCl溶液・35℃が基準ですが、OEM規格では濃度・温度・暴露時間が独自に規定される場合があります。
塩水凍結試験と塩水噴霧試験は何が違いますか?
塩水噴霧は腐食中心、塩水凍結は腐食+凍結膨張ストレスの複合影響を評価します。
測定タイミングはいつですか?
試験終了後に外観確認と電気特性測定が多いですが、
必要に応じて中間測定・試験中モニタも可能です。
関連する端子評価サービス
塩水噴霧試験では抵抗測定や絶縁抵抗など密接に関連しており、以下の評価を組み合わせた受託評価が可能です。
端子評価 一覧
抵抗測定
絶縁抵抗
受託・委託試験サービス
comquda(コンクーダ)ではサンプル組立から、耐久性試験や各種評価・測定項目の信頼性試験の
受託評価依頼、試験条件・試験方法のコンサルティングまでご対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
その他評価分野について
comqudaでは、車載コネクタ・ECUを中心に、関連部品の信頼性評価・不具合解析を受託しています。
・コネクタ評価 / 端子評価(圧着端子) / リレー評価 / ヒューズ評価 / ECU評価
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