端子圧着部評価:引張試験(圧着部強度、電線固着力、かしめ強度)
最終更新日:2026年1月13日
概要
端子圧着部の引張試験は、端子と電線の接続部が設計通りの機械的強度を保持しているかを確認する試験です。圧着部の強度不足は、振動や衝撃により端子が抜ける、接触不良が発生する、断線に至るなど、車載コネクタの信頼性低下につながるため、必須の評価項目です。
試験目的

・圧着部の機械的強度の確認
・電線が端子から抜けないこと(電線固着力の評価)
・適正なかしめ強度が確保されているかの確認
・製造工程や設計仕様の妥当性評価
試験方法
1,試験体準備
・圧着済み端子を規定長さで切断・固定
・必要に応じて樹脂埋め込みやジグ装着で試験安定性を確保
2,引張試験
・オートグラフや万能試験機を用い、端子端または電線側を把持
・一定速度(例:50 mm/min)で引張り、最大荷重を測定
3,判定
・引張過程での端子破損や電線滑脱などの破壊モードも記載
・規格値や設計定め値と比較
対応する代表的な規格
| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| USCAR-21 | 北米自動車産業向けコネクタ規格 |
| ー | 各自動車メーカー規格(OEM規格)、Tier1独自規格 |
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