リレー試験:接触抵抗測定(Contact Resistance Test)

概要

試験の目的

・接点部の導通性能を定量的に確認する。
・繰り返し動作や環境ストレスによる抵抗変化を把握する。          
・設計・製造ばらつきに起因する接触信頼性の評価。

「リレーの写真:コイルに通電すると接点が切り替わり、別回路の電流を制御する電気制御部品。」

試験方法

1,初期接触抵抗値の平均およびばらつきを算出
2,各試験後の抵抗変化率(ΔR/R₀)を比較
3,異常値(断線・溶着・酸化増加)発生の有無を判定

コネクタや配線で電流を流し、端子間の電圧降下を測定して接触信頼性を評価している写真

対応する代表的な規格

規格番号規格名称
JIS C 5442制御用小形電磁リレーの試験方法
IEC 61810電磁式エレメンタリリレー

試験条件例

・測定電流:10 mA(リレー規格による)
・測定電圧:20 mV 以下(熱起電力の影響を低減)
・測定方法:4端子法(ケルビン法)による精密測定
・測定タイミング:初期、耐久試験後、環境試験後 など

comqudaの強み

・30年以上の経験に基づく柔軟な試験提案
・標準規格準拠からカスタム条件まで対応
・不具合解析・コンサルティングも一体で提供可能
・他社試験機関のハンドリングも対応し、面倒な作業ごともワンストップでサポート

よくある質問(FAQ)

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