車載コネクタの信頼性評価における短絡の危険性
概要
車載コネクタで短絡(ショート)が発生すると、端子間や電線内部で意図しない導通が生じ、電流が集中します。その結果、発熱・溶融・発火などの重大リスクが生じます。
特にEVやHEVの高電圧回路、大電流回路では、車両全体の安全性や性能に直結するため、信頼性評価での事前把握が不可欠です。
信頼性試験時にも、測定線や通電線の不適切な扱いにより短絡が発生する場合があるため、絶縁保護や配線管理の徹底が重要です。
短絡による具体的リスク
・発熱・発火のリスク
- 電流が集中することで端子や周辺部品が急激に加熱
- 試験中のアーク発生や発火に注意
・装置・機器への損傷
- バッテリーやインバーター、モーターなど高価部品への影響
- 短絡時の保護回路作動後も残留負荷による損傷の可能性
・接触部の劣化・摩耗
- 繰り返し短絡や微小アークによる端子表面の酸化・損耗
- 接触抵抗増加や接触不良の長期化につながる
試験時の安全対策
・絶縁保護の徹底
- 金属部が直接接触しないよう絶縁テープやカバーを使用
・測定線・通電線の管理
- 配線が試験中に触れ合わないようクリップや治具で固定
・アーク・発熱監視
- サーモグラフィーやオシロスコープで通電状態を常時監視
・負荷条件の適正化
- 規格準拠の電圧・電流範囲内で試験を実施

comqudaの特徴
・低圧コネクタからEV/HEV高電圧系まで幅広い受託試験・委託試験対応
・AC/DC両方式に対応した高電圧電気試験委託対応
・環境試験(高温高湿・浸漬試験)との複合受託評価が可能
・サンプル組立から不具合解析(絶縁破壊箇所の特定や原因調査)までサポート
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