周波数とは?
最終更新日:2026年3月5日
1. 周波数の基本定義
周波数(Frequency)とは、単位時間あたりに繰り返される現象の回数を表す物理量です。
単位は Hz(ヘルツ) で、1秒間に1回繰り返す場合を「1Hz」と定義します。f=T1
f:周波数(Hz)
T:周期(秒)
つまり、周期の逆数が周波数です。
2. 周波数の具体例
| 現象 | 周波数の例 |
|---|---|
| 商用電源 | 50Hz / 60Hz |
| エンジン振動 | 数十Hz~数百Hz |
| コネクタ振動試験 | 10~2000Hz |
| 高周波通信 | MHz~GHz |
周波数は、電気現象だけでなく、振動・音・電磁波などあらゆる周期現象に適用されます。
3. 周波数と振動試験の関係
車載部品の信頼性評価では、周波数は極めて重要なパラメータです。
■ 共振との関係
試験体または治具の固有振動数と入力周波数が一致すると、振幅が増幅します。
これを共振(Resonance)と呼びます。
共振が発生すると、
・想定以上の応力が発生
・端子のフレッティング摩耗促進
・はんだクラックの進展
・治具破損
などのリスクがあります。
4. 周波数と波形
振動や電気信号には波形があります。
・正弦波(サイン波)
・矩形波
・三角波
・ランダム波
同じ周波数でも波形が異なれば、エネルギー分布や応力状態は変わります。
5. 周波数と加速度の関係(振動試験)

振動試験では、周波数が上がると同じ変位でも加速度は増加します。
- a:加速度
- f:周波数
- x:変位
高周波域では微小変位でも大きな加速度が発生するため、接触信頼性への影響が大きくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 周波数とは簡単に言うと何ですか?
1秒間に何回繰り返すかを表す値です。
単位はHz(ヘルツ)で、1秒間に1回なら1Hzとなります。
Q2. 周波数と周期の違いは何ですか?
周期は「1回の繰り返しにかかる時間」、周波数は「1秒間の回数」です。
両者は逆数関係にあります。
Q3. 周波数が高いと何が変わりますか?
振動や電気信号では、周波数が高くなると応答速度が速くなり、加速度や発熱などの影響が大きくなる場合があります。
特に振動試験では、高周波域で接触信頼性に影響が出やすくなります。
Q4. 振動試験で周波数が重要な理由は何ですか?
試験体や治具の固有振動数と一致すると共振が発生し、応力が増幅されるためです。
正確な評価には周波数特性の把握が不可欠です。
Q5. 周波数と回転数(rpm)はどう違いますか?
回転数(rpm)は1分間あたりの回転数です。
Hzに換算する場合は60で割ります。
例:3000rpm = 50Hz
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