車載コネクタの信頼性評価:複合サイクル試験(腐食サイクル_CCT)

概要

試験の目的

・塩水、温湿度、凍結など複合条件下での耐環境性能の総合評価
・長期使用時における接触不良・リーク電流リスクの把握
・ハウジング樹脂やシール材の劣化・破損リスク確認
・OEM規格や沿岸・寒冷地仕様への適合性確認

試験方法

1.試料を複合サイクル槽に設置
2.試験プロファイルを設定
 例:塩水噴霧(5%35℃) → 高湿保持(85℃/85%RH) → 凍結 (-40℃)
   → 乾燥(常温)
3.所定時間(例:48h、96h、500h、1000hなど)暴露
4.サイクル終了後、外観・接触抵抗・絶縁抵抗・耐電圧などを測定
5.必要に応じて中間評価を実施

対応する代表的な規格

規格番号規格名称
IEC 60068国際電気標準会議
各自動車メーカー規格、Tier1独自規格

comqudaの特徴

・試試験中の電気特性(リーク電流・絶縁抵抗)通電試験を一括受託試験対応
・環境負荷後にそのまま電気特性評価が可能(一貫評価・ワンストップ受託試験・委託試験体制)
・腐食や絶縁不良が発生した際の原因解析サポート
・スペック試験をサンプル組立から耐久試験後の測定まで丸投げ試験委託が可能

活用事例

◦海沿い・寒冷地市場向けコネクタの総合環境信頼性確認
◦EV/HEV高電圧コネクタの腐食+凍結耐久性評価
◦端子材質や表面処理変更による耐腐食性比較評価
◦クレーム品の環境劣化原因特定(腐食+熱膨張ストレス)

よくある質問(FAQ)

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