車載コネクタの信頼性評価:耐湿試験・高温高湿試験
最終更新日:2026年1月19日
概要
耐湿試験は、コネクタを高温・高湿環境下に長時間さらし、吸湿による絶縁劣化や金属部の腐食、さらには接触抵抗の増加を評価する耐久試験です。
自動車は梅雨や高湿地域で使用されるため、湿度による信頼性低下の有無を確認することは不可欠です。
特に小電流回路や信号系コネクタではリーク電流や絶縁低下の原因になりやすいため、重要度が高い評価項目です。
試験の目的
・高湿度環境での絶縁抵抗低下リスクの把握
・金属端子部の腐食・酸化による接触不良検証
・絶縁体(樹脂)の吸湿膨張やクラック発生確認
・長期使用における環境信頼性保証
試験方法
1.恒温恒湿槽にて所定条件で保持
例:40℃/95%RH、85℃/85%RH
2.所定時間(96h、500h、1000hなど)保持
3.放置後、外観観察・絶縁抵抗・耐電圧・接触抵抗を測定
4.必要に応じて通電状態での湿度ストレス試験も実施

対応する代表的な規格
| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| USCAR-2 | 北米自動車産業向けコネクタ規格 |
| JASO D616 | 日本自動車規格 |
| LV214 | ドイツ自動車産業向けコネクタ規格 |
| IEC 60068-2-78 IEC 60512-11-12 | 国際電気標準会議 (湿度処理後の電気特性評価) |
| ー | 各自動車メーカー規格(OEM規格)、Tier1独自規格 |
comqudaの特徴
・試験中の電気特性(リーク電流・絶縁抵抗)通電試験を一括受託試験対応
・環境負荷後にそのまま電気特性評価が可能(一貫受託評価・ワンストップ委託試験体制)
・30年以上の経験に基づく柔軟な試験提案
・腐食や絶縁不良が発生した際の原因解析サポート
活用事例
◦小電流信号コネクタのリーク電流リスク評価
◦高湿地市場向け製品の耐環境妥当性検証
◦亜鉛メッキ端子や錫めっき端子の腐食耐性比較評価
◦クレーム調査における絶縁不良・接触不良の原因特定
よくある質問(FAQ)
85℃/85%RHでどのくらいの時間試験しますか?
一般的には500時間~1000時間程度が多いですが、規格や顧客仕様により異なります。
湿度試験後にどの特性を確認しますか?
主に絶縁抵抗・耐電圧を測定します。外観や腐食の有無も重要です。
高温放置試験や振動試験と組み合わせて評価できますか?
はい、対応可能です。
関連するコネクタ評価サービス
耐湿試験ではリーク電流測定や塩水噴霧試験など密接に関連しており、以下の評価を組み合わせた受託評価が可能です。
コネクタ評価一覧
リーク電流試験
塩水噴霧試験
受託・委託試験サービス
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その他評価分野について
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・コネクタ評価 / 端子評価(圧着端子) / リレー評価 / ヒューズ評価 / ECU評価
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