車載コネクタの信頼性評価:低電圧低電流抵抗測定(接触抵抗測定)

概要

試験の目的

・接触抵抗の変化による導通不良の早期検知
・長期耐久試験(温度サイクル・振動・腐食環境など)後の性能評価
・異常発熱リスクの評価(温度上昇試験との関連性)
・規格適合性の確認および量産品の品質保証

試験方法

1.規定電流をコネクタ回路に印加
2.試験回路の両端にて電圧を測定
3.測定値から抵抗値を算出し、規格値または社内基準と比較
4.必要に応じて環境試験(温湿度・振動)と組み合わせて評価
※通常は4端子法(ケルビン接続)による精密測定を実施します。

対応する代表的な規格

規格番号規格名称
USCAR-2北米自動車産業向けコネクタ規格
JASO D616日本自動車規格
IEC 60512-2-2 国際電気標準会議
各自動車メーカー規格、Tier1独自規格

comqudaの特徴

・車載コネクタ評価に特化した30年以上の実績
・温度上昇試験や耐久試験と組み合わせた一貫受託試験評価が可能
・標準規格に準拠しつつ、開発段階のカスタム条件にも柔軟対応

活用事例

◦新規コネクタ開発時の設計妥当性確認
◦長期使用後を模擬した環境試験後の導通信頼性評価
◦クレーム対応における接触不良の原因特定
◦他社製品比較やベンチマーク評価

よくある質問(FAQ)

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