ECU評価サービス
環境試験、EMC試験、電気負荷試験など信頼性評価に関する試験一連が実施可能
車載ECUの信頼性評価では国際規格(ISOやIEC)をベースに
各自動車メーカー独自の試験規格が定められており、
独自規格の評価基準を満たした製品を開発する必要があります。
弊社は公正で中立な第三者の立場で評価・解析を行い
製品開発をサポートします。

環境試験
環境試験はECUの保管時や使用時を想定した熱ストレスや振動などの機械的ストレスを製品へ意図的に与え、
誤動作や破損が発生しないか確認する試験です。
温度、湿度、水、塵埃、日射、振動、衝撃、薬品など様々な負荷を想定した試験が求められています。
EMC試験
EMC試験はElectromagnetic Compatibility(電磁両立性)のことで、
EMI(Electromagnetic Interference):他の機器の動作を阻害したり人体に影響を与えない
EMS(Electromagnetic Susceptibility):他の機器などから発生する電磁波などにより阻害されない
これらのことを確認する試験です。
電気負荷試験
電気負荷試験はECUの使用時に起こりえる電気的負荷や過渡現象を再現し、意図的に製品へ与え、
誤動作や破損が発生しないか確認する試験です。
EMC試験と一括りにされることが多いですが、弊社では分かりやすいように分類しています。
各試験の詳細は試験名をクリック下さい。
EMC試験
ALSE法
TEMセル
BCI
磁界イミュニティ
アンテナ近接
伝導エミッション
輻射エミッション
磁界エミッション
静電気
📘対応事例:EMC試験における複数回レクチャーの負担を解消!
【お客様の課題】「レクチャーの手間」と「調整コスト」を削減したい
複数のEMC試験に対応するため、当製品の試験は5社の受託機関に依頼する必要がありました。
お客様の技術担当者様は、合計5回も製品の動作原理や試験方法について詳細なレクチャー(説明)を行っていただく必要がありました。
- 課題1: レクチャーに費やす工数(5回分)が業務スケジュールを圧迫。
- 課題2: 5社それぞれの窓口対応、進捗確認、調整業務が煩雑化し、コア業務に集中できない状況が発生。
「同じ製品の説明を何度も行うのは、非効率極まりない…」というご担当者様の声を受け、
comqudaにご相談をいただきました。
🌟【comqudaの解決策】ワンストップ窓口による「レクチャー1回化」
comqudaは、お客様と試験機関の間に立ち、唯一の窓口として試験代行サービスを提供しました。
| 項目 | 導入前(お客様実施) | 導入後(comquda対応) |
|---|---|---|
| レクチャー実施回数 | 5回 | 1回(comqudaへ) |
| 窓口の数 | 5社の受託機関 | comqudaの1社のみ |
| 技術情報伝達 | お客様が各社に実施 | comqudaが正確に対応 |
📉【導入効果】:技術工数70%削減、試験をスムーズに完遂
お客様のメリット:
工数削減: 製品動作レクチャーの回数が3回から1回へと大幅に減少し、技術担当者様の負担を約70%削減。
業務効率化: 複数の業者との煩雑な調整業務から解放され、開発や設計といった本来のコア業務に集中できる環境を実現しました。
お客様の声: 「comqudaさんにワンストップで窓口になっていただいたおかげで、何度も同じ説明をする手間がなくなり、浮いた時間で次期モデルの準備を進めることができました。」
comqudaは、今後も複雑化するEMC試験において、お客様の技術リソースを最大限に活かせるようサポートしてまいります。
信頼性試験のご相談・お見積り
車載ECUの信頼性評価でお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせ・ご依頼ください。
経験豊富な技術者がお客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案いたします。