ペルチェ効果とは? ~車載コネクタ信頼性試験編~

概要

「ペルチェ効果の図:2種類の異なる金属を接合し、接合部に電流を流すと一方の金属が吸熱して冷却され、もう一方が発熱する様子を示す模式図。」

試験上の影響・注意点

「温度上昇試験の模式図:コネクタに規定電流を流し、端子や導体部の発熱と温度分布を測定する様子を示す図。」

・接触抵抗測定への影響
 ペルチェ効果による温度変化は、端子接触部の抵抗値に変動を与えることが
 あるため、4端子法による測定が推奨されます。

・局所的発熱による樹脂変形
 樹脂ハウジングやゴムシール部で微小な発熱が生じると、長期的に樹脂の劣化や
 変形リスクがある。

・温度上昇試験との関係
 通電試験や温度上昇試験時は、ペルチェ効果による影響を考慮し測定箇所や試験条件を設定する必要があります。


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車載コネクタの信頼性評価:ペルチェ効果とは? | コンクーダ

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