シーケンス試験とは? ~自動車の電装品信頼性試験~
概要
シーケンス試験は、自動車の電装品やコネクタ・ハーネスに対して、実際の使用環境を模擬して行う試験です。
複数の耐久試験を複合的に試験を行い、単独の耐久試験より、より過酷な耐久試験となります。

例えると、高温放置試験の後に、振動試験を行ったり、
高温放置 → サーマルショック → 恒温恒湿 → 振動試験 など
同一サンプルで複数の耐久試験を直列的に進めていく試験です。
実際の使用環境での通電・操作パターンを模擬して行う試験のことも
同様にシーケンス試験と言われます。
規格の傾向
コネクタの規格を例にすると、特に海外規格ではシーケンス試験が多く、試験全体の期間が長くなる傾向にあります。
国内自動車メーカー規格にも一部シーケンス試験があります。
当社ではシーケンス試験のような総合試験についても、多様な信頼性評価ご対応可能です。
ECU、コネクタ、ジャンクションボックスなど自動車電装部品を中心に幅広く対応しております。
【 参考:コネクタ評価サービス
(メインページ) 】
電気的性能試験:抵抗測定、絶縁抵抗、耐電圧測定、リーク電流、瞬断測定、シールド性能
機械的性能試験:外観確認、コネクタ挿入力/離脱力/保持力、端子挿入/保持力、ロック解除力、シール性
耐久試験 :高/低温放置、サーマルショック、耐湿試験、温湿度サイクル、塩水噴霧、腐食サイクル(CCT)
高圧洗浄、振動試験、複合環境試験、ランダム振動試験、カレントサイクル、過電流通電試験
耐候性試験、耐油/耐薬品性試験、熱衝撃試験、衝撃試験 など
お問い合わせ
comquda(コンクーダ)ではサンプル組立から、耐久性試験や各種評価・測定項目の信頼性試験の
受託評価依頼、試験条件・試験方法のコンサルティングまでご対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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